テレビや配信でプロレスを見ていると、筋肉質でスピードもある金髪のレスラーが一瞬で試合を終わらせてしまう場面にドキッとすることはありませんか?そんな瞬間にリングの中心に立っていることが多いのがバディマシューズというレスラーで、その爆発力の裏側を知ると観戦の面白さがさらに膨らみます。
- バディマシューズの経歴と獲得タイトルの流れ
- 得意技やバディマシューズ流の試合スタイルの特徴
- 日本マット参戦歴と今後期待したいカード
この記事ではバディマシューズの歩んできたキャリアや必殺技、現在所属する団体でのポジションを整理し、試合を見る前に押さえておきたいポイントを俯瞰できるようにまとめます。読み終えたころにはバディマシューズの試合でどこに注目すればよいかがイメージしやすくなり、推しレスラーとして応援するときの楽しみ方が増えていくはずです。
バディマシューズというレスラーの基本プロフィール
バディマシューズというレスラーは1988年生まれのオーストラリア出身で、体格やバックボーンを知ると技の選び方や動き方にどんな説得力があるのかが見えてきます。ここではバディマシューズの本名や身長体重、所属団体といった基本プロフィールをまとめ、試合映像を見るときに前提として押さえておきたい情報を整理します。
| 項目 | 内容 | 補足 | 観戦ポイント |
|---|---|---|---|
| 本名 | マシュー・アダムス | オーストラリア出身のプロレスラー | リングネームと本名のギャップからバディマシューズのキャラをイメージしやすくなります。 |
| 生年月日 | 1988年9月26日 | 30代後半ながら全盛期の動き | 同世代レスラーと比べるとバディマシューズの経験値の高さがよく分かります。 |
| 出身地 | オーストラリア・メルボルン | スポーツ文化の盛んな大都市 | 地元凱旋試合ではバディマシューズの感情表現に特に注目できます。 |
| 身長・体重 | 約180cm・約97kg | 中量級寄りのヘビー級体型 | バディマシューズのパワーとスピードの両立が数字からもイメージしやすくなります。 |
| プロデビュー | 2007年9月8日 | 地元PCWでキャリアスタート | バディマシューズのベテランらしい試合運びはこの長いキャリアに裏付けられています。 |
| 主な所属 | AEW・MCWほか | ハウスオブブラックの一員として活動 | ユニット戦での役割を見るとバディマシューズの立ち位置が分かりやすくなります。 |
この表を見るとバディマシューズが180センチ前後の身長に約100キロ近い体重を乗せた中量級寄りのヘビー級レスラーであり、デビューからすでに十数年をリングで過ごしてきたことが分かります。キャリアの長さとオーストラリア出身という背景を踏まえてバディマシューズの試合を眺めると、パワーとスピードのバランスや海外団体を渡り歩いてきた経験値の高さがより実感できるようになります。
本名や出身地から見えるバディマシューズ像
バディマシューズの本名はマシューアダムスで、オーストラリアのビクトリア州メルボルンで育ったことから地元団体で鍛えられたタフさと陽気さがミックスされたレスラー像が想像できます。メルボルンはスポーツ文化が盛んな都市でもあり、その空気の中で育ったバディマシューズの試合には地元への誇りやオーストラリア人ならではのラフで豪快な感性が色濃く反映されていると感じられます。
リングネームの変遷とキャラクターの違い
バディマシューズはインディー時代にマットシルバ、本隊のWWEではバディマーフィーやマーフィーといった名前を名乗ってきており、そのたびにコスチュームやキャラクターの色合いを微妙に変えてきました。現在のバディマシューズ名義では少しダークで神秘的な雰囲気が強まり、過去の快活なジュニアヘビー像との対比によって同じレスラーでも時期によって違った魅力を楽しめるのが大きな特徴になっています。
ニックネームと評価に込められた意味
バディマシューズにはベストケプトシークレットやジャガーノートといったニックネームが付けられており、実力に対して評価が追いついていない隠れた実力者というニュアンスが語られることが多いです。ファンや解説者がバディマシューズを語るとき、圧倒的なフィジカルとスピードを持ちながらも常に主役ではない立ち位置でカードを底上げしてきた歴史を踏まえ、「知る人ぞ知る存在」というポジションが特別視されています。
得意なポジションとブランドごとの役割
バディマシューズはタッグやトリオでの中核ポジションを任されることが多く、NXTタッグ王座やRAWタッグ王座、AEWでのトリオ王座など複数人ユニットで真価を発揮してきました。1対1のシングルマッチでも高評価を得ていますが、特にバディマシューズが強みを見せるのは連携の中で一気に流れを変える場面であり、ハウスオブブラックのようなユニットにおいても試合のテンポを決定づける役割を担っています。
バディマシューズを初めて観る人へのおすすめ視点
はじめてバディマシューズの試合を見るときは、まずリングインしてから最初の一分間でどれだけスピードとパワーを見せるかに注目するとこのレスラーの凄みが分かりやすく伝わります。ロープワークのスムーズさや相手を抱えてから技を決めるまでの一連の流れがとても滑らかなので、バディマシューズがどの局面でギアを上げてくるのかを追いかけると試合の構成そのものまで楽しめるようになります。
こうした基本プロフィールやリングネームの変遷を押さえておくと、バディマシューズがどの時期にどんな立場で戦ってきたかが一気にイメージしやすくなります。後の章で振り返るキャリアや日本マットでの試合を思い出しながらバディマシューズの映像を見ると、同じ技やムーブでも背景を知っているからこそ感じられる深みが増していきます。
オーストラリア時代からWWEまでのキャリア年表

バディマシューズのキャリアを語るとき、オーストラリアのインディー団体から世界最大級の団体まで一気に駆け上がった流れをざっくり押さえておくことが大切です。時期ごとのスタイルやポジションの変化を追うことで、バディマシューズがどのタイミングでブレイクしどんな壁にぶつかってきたのかがより立体的に見えてきます。
オーストラリアインディー時代とNXT入りまで
バディマシューズは2007年に地元オーストラリアのPCWでプロデビューし、マットシルバ名義でMCWのヘビー級王座やPCW州王座を獲得するなど国内トップクラスの実績を重ねてから世界進出のチャンスを掴みました。こうしたインディー時代のハードな遠征とタイトル戦の経験があるからこそ、後にWWEの育成ブランドNXTに合流したバディマシューズは環境の違いにもすぐ順応しハイペースな試合スタイルを武器に存在感を示すことができたと考えられます。
NXTタッグ王座時代とクルーザー級への転身
WWE入り後のバディマシューズはウェスリーブレイクとのタッグでNXTタッグ王座を獲得し、当時としては長期政権ともいえる連続防衛を続けたことでチームとしての完成度と試合運びの巧さをアピールしました。やがてクルーザー級ブランド205Liveに転身したバディマシューズは減量によってスピードをさらに磨きつつマーフィーズロウを武器に2018年の地元メルボルン大会でクルーザー級王座を勝ち取り、一気に世界的な注目を集める存在になりました。
メインロースター移行とWWE退団までの流れ
クルーザー級王者として評価を高めたバディマシューズは、その後SmackDownやRAWといったメインロースターに昇格しアリステルブラックとの名勝負やセスロリンズとのタッグでRAWタッグ王座を獲得するなど、多彩なカードで存在感を放ちました。とはいえ常に最上位戦線に固定されていたわけではなく起用の波に翻弄されながらも試合内容でファンの支持を集め続けたバディマシューズは、2021年にWWEを離れてフリーとして新たなステージへ踏み出す決断を下します。
オーストラリアのローカル団体からNXT、205Live、メインロースターと段階を踏んで成り上がってきたバディマシューズの歩みは、いわゆるエリート街道ではなく実力で階段を登ってきたレスラーの典型例といえます。こうしたキャリアの積み重ねを知っておくと、現在のバディマシューズがどの団体でも安定した試合内容を提供できる理由やファンや同業者から「もっと評価されるべき」と語られる背景が納得しやすくなります。
AEWとHouse of Blackで見せる現在の姿
バディマシューズはWWE退団後、オーストラリア凱旋や日本マット参戦を経てオールエリート系の団体に合流し、ダークでミステリアスなユニットであるハウスオブブラックの一員として新たな顔を見せています。ここではバディマシューズの現在の居場所であるAEWやインディー団体での動きを整理し、どんな役割を担うことでキャリアの第二章を築いているのかを見ていきます。
- 黒を基調にしたコスチュームと入場演出
- トリオ戦で要所を締めるラッシュの速さ
- ヘビー級相手にも当たり負けしない体格
- ヒール寄りでも技の綺麗さで魅せるスタイル
- 場外戦よりもリング内の攻防を重視する構成
- パワーボム級の投げと飛び技を両立する攻め
- チームメイトの持ち味を引き出す連携センス
こうした特徴を踏まえると、ハウスオブブラックの試合は単なるユニット抗争以上にバディマシューズ個人の魅力を引き出す場にもなっていることが分かります。特にバディマシューズがリングインした瞬間に一気にテンポが上がる展開は、過去のクルーザー級時代のスピード感と現在のヘビー級寄りの重厚さがうまく融合した現在形だと感じられるでしょう。
AEW参戦とハウスオブブラック加入の経緯
バディマシューズはWWE退団後しばらくインディーで活動したのち、AEWへ合流してマラカイブラックやブロディキングとともにハウスオブブラックを形成する重要メンバーとして起用されました。ミステリアスな世界観を持つこのユニットにバディマシューズが加わったことで打撃とパワーファイトを高い次元で両立できる選手が揃い、試合全体の厚みが増したと語られることが多くなっています。
トリオ王座獲得とユニット内での役割
ハウスオブブラックはエリートとの抗争の中でAEW世界トリオ王座を獲得しており、そのタイトル戦線で中心的な役割を果たしたのがバディマシューズの爆発的な攻めと場面ごとのスイッチ役でした。試合の中盤から終盤にかけてバディマシューズが連続攻撃で一気に流れを変え、最後の決め場をマラカイブラックやブロディキングに託す構図はユニットの中でフィニッシュを組み立てる潤滑油として機能していることを示しています。
インディー凱旋と母国でのタイトル獲得
AEW参戦と並行してバディマシューズは母国オーストラリアのMCWにも継続的に出場し、2023年にはミッチウォーターマンを破ってMCW世界ヘビー級王座を奪還するなど地元ファンの前で英雄的なストーリーを完結させました。世界的な団体で活躍しながらも故郷のリングに定期的に戻るバディマシューズの姿勢は、キャリアの原点を大切にしつつ新しい挑戦も続けているレスラー像として多くの支持を集めています。
現在のAEWとオーストラリアの二拠点で活動するスタイルは、バディマシューズの試合数や経験値をさらに積み上げると同時に世界各地のファンへ存在感を見せるチャンスにもなっています。ハウスオブブラックでのダークヒーロー的な立ち位置と地元団体での王者としての顔を行き来するバディマシューズを見ると、今がまさにキャリアの充実期であることが実感できるでしょう。
代表技とバディマシューズ流の試合スタイル

バディマシューズの試合を語るうえで欠かせないのが、フィニッシュホールドであるマーフィーズロウやマシューズロウをはじめとした攻撃のバリエーションとそれらをつなぐスピーディーなコンビネーションです。ここではバディマシューズの代表技と試合全体の組み立て方に焦点を当て、なぜ多くのファンが技が決まる瞬間の気持ちよさを絶賛するのかを整理します。
フィニッシュホールド「マシューズロウ」の破壊力
バディマシューズの代名詞ともいえるマシューズロウは、相手の腕をハーフネルソンとリストクラッチで固定して肩に担ぎ上げそのまま自ら回転しながら前方へ叩きつける変型デスバレードライバー系の大技で見た目の派手さと説得力を兼ね備えています。体重の乗せ方やスピードによっては一気に試合を終わらせる説得力が生まれるため、バディマシューズがこの技の体勢に入った瞬間に会場の空気が変わり観客がフィニッシュへのカウントダウンを体感できるのが大きな魅力です。
打撃とスピードを活かしたコンビネーション
バディマシューズの試合では、鋭いニーリフトや高角度のキックといった打撃技を起点にロープを使った高速のフライング攻撃やスープレックスへと一気につなぐコンビネーションが特徴的です。単発の大技だけに頼るのではなくバディマシューズはラッシュの中で相手の体勢を崩しながら徐々にダメージを蓄積させていくため、攻防の流れを追うほどに試合のリズムや構成の巧さが見えてきます。
フィジカルを支えるトレーニングと身体作り
明確なトレーニングメニューは公表されていませんが、バディマシューズの厚い胸板や広い肩周り、くっきり割れた腹筋を見るとウエイトトレーニングと有酸素運動をバランスよく取り入れていることがうかがえます。体重を増減させながらクルーザー級からヘビー級寄りの戦い方へ移行してきたバディマシューズの姿は、体格を変えながらもスピードとスタミナを維持するために日々の鍛錬を重ねていることを示す生きた証拠だといえます。
代表技と試合スタイルを把握しておくと、バディマシューズがどの場面でギアチェンジしどの瞬間をフィニッシュへの伏線として組み立てているのかが見えてきます。特にマシューズロウに至るまでのコンビネーションや打撃の積み重ねに注目して試合を見ると、バディマシューズの芸術的な攻防構築をより深く味わえるでしょう。
日本マットとの関わりと今後の可能性
バディマシューズはWWEやAEWのイメージが強いものの、日本のリングにもたびたび姿を見せておりそのたびに日本人選手との高水準な攻防で話題を呼んできました。ここでは新日本プロレスのアメリカ大会やNJPW STRONGでの試合を中心に、バディマシューズが日本マットで残してきた軌跡と今後期待したいカードについて考えていきます。
新日本プロレス初登場とオカダ戦のインパクト
2021年のサンノゼ大会でバディマシューズは新日本プロレスに初登場し、かつてのIWGPヘビー級王者であるオカダカズチカとのスペシャルシングルマッチに臨み約16分の激闘の末にレインメーカーで敗れながらも大きなインパクトを残しました。この試合でバディマシューズは日本のメインイベント級のスピードと重さに真っ向から付き合い、受けと攻めの両面で存在感を示したことで日本のファンやメディアからもまた見たい外国人選手として名前が挙がるようになります。
成田蓮との対戦とSTRONGでの評価
その後バディマシューズはアメリカ配信番組NJPW STRONGにも登場し、成田蓮とのシングルマッチでは心理戦を重視したじっくりとした攻防の末にマシューズロウで勝利しながら若手の成長物語を際立たせる試合運びを見せました。単に自分の強さを誇示するのではなく相手の技や表情を引き立てながら最後にきっちり勝ち切るバディマシューズのスタイルは、日本マットが好む物語のある試合を作れる外国人レスラーとして高く評価されています。
日本マットで今後期待したい対戦カード
もし今後もバディマシューズが日本マットに継続参戦するなら、ヘビー級の王者クラスとのタイトル戦だけでなくジュニアから昇格したテクニシャンタイプの選手とのスピーディーな攻防戦も見てみたいところです。打撃と投げ技に優れたバディマシューズが日本人選手の緻密な間合い管理や関節技とぶつかり合うことで、これまで以上に奥行きのあるストーリーを生み出してくれる可能性があります。
日本のファンの前でオカダカズチカや成田蓮といった選手と名勝負を残してきたバディマシューズは、単発参戦ではなくシリーズを通したストーリーにも十分対応できるポテンシャルを示しています。今後さらに日本マットでの出番が増えればバディマシューズがどのユニットと組むのかどのベルト戦線に絡むのかといった妄想を楽しみながら観戦する幅が広がるでしょう。
まとめ
ここまでバディマシューズというレスラーのプロフィールからキャリア、現在のAEWやオーストラリアでの活躍、日本マットでの名勝負までを一通り整理してきました。NXTタッグ王座やクルーザー級王座、トリオ王座など複数のタイトル獲得歴を踏まえると、バディマシューズは実績と内容の両面でトップクラスに位置する選手だと自信を持って言えます。
今後バディマシューズの試合を見るときは、体格とスピードのバランス、マシューズロウに至る攻防の伏線、日本人選手との相性といったポイントを意識してみてください。統計的なタイトル歴や過去の名勝負という根拠を頭に入れて観戦することで一つ一つの技や表情に込められた意味がより深く伝わり、プロレス観戦全体の満足度が自然と高まっていくはずです。


